- 社名
- 株式会社エトスコンサルティングオフィス
- 住所
- 〒370-0042
群馬県高崎市貝沢町955-4 - 代表
- 飯塚 忠史
- 資本金
- 900万円
- TEL
- 027-386-8240
- FAX
- 027-386-8240
- 建築業許可
- 群馬県知事許可 (般-5)第25734号
私が就職した時代、半世紀前は「年功序列」「終身雇用」が当然の社会でした。一度就職したら、定年までその会社に勤め、暮らしてゆくものと多くの人々は信じていました。
現に新卒の定期採用、入社後の職場におけるOJTなどによる「年功序列」「終身雇用」が定着していました。
「年功序列」「終身雇用」は戦後、奇跡の経済成長を続ける、日本独自の優れたシステムともいわれていました。しかし、バブルの崩壊により、多くの企業が長引く経済不況期に入り、企業として「年功序列」「終身雇用」の継続ができなくなりました。
その結果、新卒の定期的な正規雇用者の採用が減り、非正規雇用者の割合が増えました。何年勤めても給与が増えない、いつ解雇されるかもわからないという時代が到来しました。
OJTなどによるスキルアップの機会も少なく、求められないなか、必然的に平均所得も下がってしまいました。この長期にわたる経済停滞は「失われた30年」といわれています。このままの状態が続けば「失われた40年」になりかねません。
また、戦後の日本経済を支えた世代、いわゆる「団塊の世代」が「後期高齢者」になりました。75歳以上を後期高齢者としています。今後、その子供世代、団塊の世代ジュニアが毎年確実に高齢者になります。まさに超高齢化社会の到来です。
戻ることのできない、今まで日本が経験したことのない社会です。この社会変化に建築、不動産を取り巻く環境もまた変化しており、従来のスクラップ&ビルドからストックを活用していく時代に入りました。75歳になった方々に従来型の仕事をしてもらうことは体力的に困難です。
従来型の仕事をしてもらうことではなく、ワークシフトが必要です。この社会変化に応えること、そのための創意工夫が必要不可欠なことになりました。新たな社会に求められることを具体的な目的をもって行動することが当社の使命と考えています。
代表取締役 飯塚 忠史